【ハンズオン参加レポ】「AWSの基礎を学ぼう 特別編 最新サービスをみんなで触ってみる はじめての可観測性」に参加しました
初めに
今日はAWSエバンジェリストシリーズの「はじめての可観測性」というハンズオンに参加してきました。
例のごとく、メモをもとに参加レポートを書いてみました。
いきなりまとめ
New Relicさんのお話
Speaker:New Relic 清水さん
ゴール
Spaker紹介
- Eコマースの会社(Works Applications)→AWS→New Relicの経歴
- なぜNew Relicなのか?
- 運用をサポートしたい
- みんながやりたいことは監視ではなく、本業に集中したい
- なぜNew Relicなのか?
- New RelicとAWSの関係:深い
可観測性ってなに?
- 監視って何?
- 旧来はサーバ自体の監視
- サーバ監視だけだとうまく行かないことが多い
- サーバの状態からMWの状態をなんとか追うことはできるが、、、
- 現代はより複雑化
- 本当に解決したいことは問題は、サーバの監視だけじゃわからないよね
- 可観測性=常にシステム全容の状態把握と改善ができる状態
- オブザーバビリティの範囲:広い
- 全部見ることはできるが、広すぎる
- インフラだけじゃなくてビジネスも全部見れる
- New Relic オブザーバビリティプラットフォーム
- フロントからエンドまで全てを観測
- 全レイヤーで可視化できる
- オブザーバビリティの範囲:広い
- 旧来はサーバ自体の監視
クラウドオブザーバビリティの今とNew Relic
New Relicの公式ページ:https://newrelic.com/jp/platform
デモ
- 複数アカウントのCloudwatchの監視を一元で可能
- 視覚的にCPUが上がったホスト、メモリ使用率が上がったホストを確認できる
- モバイル用のAPIでどのURLでエラー率が上がったか、まで追跡できる
- エラー毎にチケット管理できて、担当者も設定できる
- フリートライアル:1ユーザ100GBまで無料
質問
ここまでの感想
ハンズオン
Speaker: AWS 亀田さん
目的
CFnやCDKを使用し可観測性のあるEKS環境を構築し、CloudWatch、X-Ray等のサービスを使用して構築したシステムの状態を監視する
事前準備
CFnでCloud9環境を構築
参考:https://github.com/harunobukameda/Observability
- Cloud9はデフォルトで10GBのEBSを作成するが、今回のCFnでは30GBへリサイズを行う
- Cloud9環境で構築する
- CDKをBootstrapする
- EKS環境を構築する
本題
- CloudWatch ServiceLens
-
- 遅延やエラーを視覚的に判断できる(色や円の大きさ)
- トレース
- サービスマップからトレースの内容を表示させる
- エラーが発生していた場合、エラーの詳細も確認できる
- APIコールの内容も確認できる
- サービスマップからトレースの内容を表示させる
- アナリティクス
- どのURLで遅延が発生しているか?を確認できる
CloudWatch Contributor Insights
CloudWatch Synthetics
CloudWatch Container Insights
- 確認する対象のコンテナを選択し、監視対象に追加すると下記が確認できる
- クラスター毎の稼働状態
- 今回構築した環境のコンテナ全体像マップ
- 確認する対象のコンテナを選択し、監視対象に追加すると下記が確認できる
CloudWatch Lambda Insights
- Lambda関数全体の実行状態をグラフで確認できる
- 画面下部の詳細のTraceからLambdaのメモリ使用率が確認できる
- メモリ使用率が100%を超えているのはメモリ不足でキャッシュしているから?(説明聞きそびれました。。)
CloudWatch Anomaly Detection
CloudWatchのメトリクスから、特定のメトリクスの異常検知を有効化し、メトリクスの傾向と、時間/日/週単位のパターンの両方を2週間学習させることができる ※メトリクスに 2 週間分のデータが揃っていなくても、メトリクスの異常検出を有効にすることができる
- メンテナンス日の指定や異常しきい値の手動指定もできる
ハンズオンの感想
- X-rayについて直感的に理解できた
- SysOps Administratorの試験で概要は知っていたが、ハンズオン形式で体験したのは今回が初めてで、視覚的に理解が深まった
- 使ったことがなかったCloudWatchの機能を学べた
- CloudWatchは基本的な機能(メトリクス、logs、Event)しか扱ったことがなかったので、サービス全体を体験でき、概要を掴むことができた
全体の感想
New Relicさんのプレゼンを通じて、可観測性について理解が深まった
ハンズオンでは、普段のハンズオンや環境構築では、とりあえず詳細モニタリング有効にしておく、とかCloudWatchAgent入れておく、とかくらいで、CloudWatchのサービス全般を使ってみたことはなかったのでかなりいい経験になった。
エバンジェリストシリーズに初めて参加したが、「はじめての」とついている割に濃密なハンズオンで自分にとって負荷も高かったが、終わってみれば良いストレスだった。
以上